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展示会見学

10月5、6日と約1年ぶりの出張で展示会を見学してきました。

 

サステナブルマテリアル展では、環境対応素材で作られた製品が各社から展示されていましたが、竹や牡蠣殻を使用しプラスチック量を減らした製品などはよく目にするようになりました。

その他ではリンゴやブドウの皮、茶殻、桃の種、工業用品ではエアバッグ、漁網など従来廃棄されていたものを再利用しようとする動きが継続しているようですが、まだまだコストも高く、実際に採用されたものは少ないのが現実だそうです。

ポリ乳酸をを取り扱っている商社の方との話の中で、生分解性素材でも見た目がプラスチックと変わらないので消費者に伝わりにくく、プラスチックと一緒に廃棄されていては意味がない。ということで、そのような問題を改善して、廃棄される食品と混ぜ、分解される工程で発生するガスでエネルギーを生み出すような循環社会の構築を考えているとのことでした。

 

我々もプラスチックを取り扱う製造メーカーとして、環境に配慮した素材や設計を通して、今後は環境貢献というところまで意識した開発を目指していけたらと思います。

 

企画開発 大石