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33年ぶりのソフトテニス

今春、中学へ進学する次男が何を思ったか「中学ではソフトテニスをしようかな」と言い出しまして、「おとうさん、できるんやろ?」と指導を希望してきました。

迷っているらしく、どんなものかやってみたかったのでしょうか。

今まで我が家が長男次男ともサッカーでしたので、未経験者の私は口出しすることも出来ずにおりましたが、「なに?軟式テニス? まかせなさい!」という具合であります。

あ、というか今は正式に「ソフトテニス」と名称が決まっているそうです。

そこでまずラケット、スポーツショップに出向いてみると、私が現役だった33年前と比べると約3倍の価格・・・「これは本当にやるか決まってない段階ではキツイな」と手ぶらで店を出て、リサイクルショップ巡り。なんとか2本、最近のモデルを入手して、頭の中では33年前の華麗だったあのストロークを思い描きながらいざコートへ!

すると、「あれ?」「おや?」「ちょ、ちょっと待て!」 球が打てません・・・。

というか違和感がすごい・・・。どうやら10年近く前に2,3年、硬式を習っていたのが仇に。

硬式とソフトは打点が違います。硬式は体の斜め前ですが、ソフトはほぼ体の横で打ちます。

従ってグリップ、スイング軌道も異なり、私が思うに「似て非なるスポーツ」と言っていいくらい打ち方が違います。体が硬式のスイングを記憶してしまっていて、これは厄介そうです。

まあ一応の知識はありますし、球出しくらいはできるので、なんとか面目は保ちましたが、さすがに33年の年月は伊達じゃあないですね。というより、何か物事を33年ぶりにやるってこと自体、そうあるものじゃありません。

加えて、次男の友だち数名も始めるようで、どうやら母親たちの間では「櫻田さんとこのお父さん、出来るらしい」「なんか高校のとき、凄かったらしい」とデマ交じりの情報が飛び交っており、指導の依頼まで来る事態(大汗)これは大至急練習しなおして、少しでも勘を戻さないといけません。

実は自分が現役だったころ、一番メジャーで猫も杓子も持っていたヨネックスとカワサキのラケットを数年前にオークションで見つけ、買い取って密かにコレクションしていました。

カワサキの方は完全未使用で値札まで付いています。決意表明としてこれにガットを通すときが来たようです!

 

熊本営業所 櫻田