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長男が肉体の美を競う大会に出場しまして、運転手兼ねて観覧して参りました。

ベストボディジャパンという組織が各県で開催している大会の宮崎県大会にエントリーしまして、息子が出る部門は（私の解釈では）いわゆる細マッチョクラスでした。

「写真を撮って」と言われていたので、かなり前の席を購入して観覧したのですが、行ってみると女性の部門もあり、皆さま露出の多いお姿で出てお見えになりまして、それが目的で最前列にいるおじさん、と思われてないか心配でした。

息子は高校在学中からウェイトトレーニングに目覚め、ほぼ毎日市営のジムへ通っておりました。大学進学後は民営のジムに入会し、それが縁でそのままそのジムに就職し、好きこそものの何とか、と言いますが、現在は複数の店舗の運営とパーソナルトレーニングのトレーナーをしています。最も好きなことを仕事に出来ているのは幸せなことだと思います。

親の目からしても、トレーニングと食への徹底さは、すごいと思います。

大会の結果は4位で、惜しくも全国大会行きは逃し、本人は大層悔しがっていましたが、応援に来てくださっていたジムの社長さんは「店の宣伝的にはバッチリです！」と言ってくださいました。

終わって息子念願の吉野家に直行、久しぶりの満腹にほころぶ息子の顔を見ながら、高校から独学で始めて、ついに大会デビューした息子を誇らしく思いました。

「あなたもやれば？」という妻の声は毎回聞こえないふりをしています。

熊本営業所

櫻田