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仙台大観音

ずっと気になっていた『仙台大観音』。ついに行ってみた。

仙台を代表する観光地というわけでもないのに、市内から北西の方向の小高い丘の上に、にゅっと立っている姿はやたら存在感がある。

 

実際にその足元まで行ってみたら、あまりのデカさにびっくり! 高さなんと100mで、国内では牛久大仏に続く2番目の高さを誇るらしい (観音像では日本一) 。

正式には、真言宗智山派 新界山 大観密寺のご本尊ということで1991年に建立。

ちょうど仙台市内を見下ろす(見守る)ように建てられている様子。

どうやら東日本大震災でも大きな被害は受けなかったようだ。

よくもまぁこんな巨大なもの作るなぁ~、と感心しつつ、近くで見るとひび割れみたいな黒い筋が全身いたるところに。。。

建ってから30年以上も経っているから老朽化もしてるよなぁ… と!? おおお! 観音様の胸元で人影が動いている!

ロープにぶら下がってなにか作業しているぞ。補修作業か?

あの辺でも80mくらいの高さはあるはず。 怖い! 怖すぎる。…。

あとで聞いたところ、日本で唯一の”クライミング工法”と呼ばれる技法で、建立後、初の大修復を行っているらしい。

ロープ1本。まさにロッククライミングさながらの命がけの作業だ。

聞くところによると、日本各地の大型商業施設や巨大建造物など高所の外装工事を得意とする神奈川の業者が行っているとの話。大がかりな足場を組む必要がないため工期や費用面がかなり圧縮されるメリットがあるそう。

なんとなく思い立ってきてみたら、思いがけない光景を目にして二度びっくり。

観音様のご加護で守られようが、高所恐怖症の私には絶対ムリムリ!

仙台営業所 佐藤