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数年前からTVや雑誌で、人工知能やAIなどという言葉をよく目にするようになってきました。

先日、夕方のニュースで、和歌山のラジオ局で人工知能『ナナコ』による放送が始まっているという話題が取り上げられていました。

放送開始当初は、『しゃべり方に違和感があるヘタクソすぎる新人アナウンサー』とナナコの音声を本物の人間がしゃべっていると勘違いしているリスナーがいるといった珍事が起きていたようです。

今では、災害時など急な取材での人手不足や、アナウンサーの確保が難しかった早朝や深夜など、今まで放送できなかった時間帯に最新のニュースを流すことが可能になり、かなり活躍しているそうです。

開発に携わった局の方は、今後も開発が進むと人間の仕事が取られていってしまうのでは？という質問に対し、人工知能はあくまで人間を補完するものです。と答えていたのを聞いて、私は少し胸をなでおろしました。

今後さらにあらゆる分野で活躍を期待される人口知能ですが、日々の業務の中に取り入れ活用していく中で、生身の人間の魅力も失わないように日々精進していかねばと身の締まる思いでした。

企画開発　大石