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コーチングのお話

先日、3日間にわたるスポーツ指導員のコーチング講習を受講しました。

筆記や実技の試験もあり、久しぶりに受験生並みにテスト勉強をしたわけですが、1週間たった今も疲労が回復しておらず、加齢の現実を叩きつけられております。

 

講習では、全日本やオリンピック選手を育成した経験のある素晴らしい講師陣に指導者のあり方についての講習を受けることができました。その中で、グッドコーチの7つの提言のひとつ「自立した選手を育てる」が特に印象に残りました。

これは、選手自身が考え、判断し、行動できるように導くことの重要性を説いています。指示待ちではなく、自ら課題を見つけて取り組む姿勢を育てることで、チーム全体の力も底上げされるという考え方です。

 

この考え方は、スポーツの現場だけでなく、会社の組織にも通じると感じました。

私たちの職場でも、上司の指示を待つだけでなく、自分で考えて動ける人材が求められているのではないかと思います。自立した社員が増えることで、業務の効率化や新しいアイデアを生み出すことにもつながり、組織全体が活性化します。

 

また受講者とのディスカッションの中で、実際の指導場面を想定したロールプレイや、受講者同士の意見交換を通じて、コーチングの本質に触れ、「問いかける」「待つ」「信じる」といった姿勢が、相手の成長を支える鍵であることを学びました。

今後は、指導者の立場になる場面では、ただ教えるのではなく、考えるきっかけを与えるような関わり方を意識し、コーチングの考え方を取り入れることで、より自立した組織づくりに貢献したいと思います。

 

今回は専門科目ということで、共通科目をオンライン講習で45時間受講すると認定証が頂けるようです。まだまだ先は長いので、気を抜かず頑張りたいと思います。

企画開発 大石