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ものの数え方

私たちは仕事で使用する書類には単位をつけています。

厚み(㎜、μ)、サイズ(㎜、cm)、容量(cc、ml)、数量(枚、個、Kg)…

 

【日本では様々な数え方があり、その一例として】

家(一軒)、椅子(一脚)、位牌(一柱)、馬(一頭)、映画(一本)、カーテン(一張り)

鏡(一面)、笠(一蓋)、カニ(一杯)、カメラ(一台)、寄付(一口)、キャベツ(一玉)

銀行(一行)、靴下(一足)、コンピューター(一基)、ざるそば(一枚)、しずく(一滴)

豆腐(一丁)、鳥(一羽)、バイオリン(一艇)、箸(一膳)、幕(一張り)、大砲(一門)

たらこ(一腹)、タンス(一棹)、テント(一張り)…

 

■用途によって数え方が変わるのもあります。

薬/  飲み薬(一服)、粉薬(一包)、錠剤(一錠)

めん/ ゆでめん(一玉)、乾めん(一束)

ベッド/通常(一基)、病院(一床)

 

数え方の由来には諸説ありますが、この数え方について興味をもったのは最近見たネット動画で出撃前の特攻隊員が残された後輩兵士たちへの最後の言葉です。

〈牛や馬は一頭、鳥は一羽、魚は一尾と数えるのは何故か?それは死んだ後に何が残るかで決まる。俺たち人間はどうだ? 人は“一名”、人間は死んだら名前が残るんだ。大事な名に恥じない生き方を…〉

 

考えさせる深い言葉です。何気なく日常を過ごしていますが、今を大事に何かを残せる意義のあるものにしていきたいです。

 

熊本営業所 榎田